人間の皮膚にあるセラミドの種類

人間の皮膚にあるセラミドの種類

お肌の角質層には角質細胞と、細胞と細胞をつなげる役目をする細胞間脂質があります。その細胞間脂質の主成分であるのが、セラミドです。セラミド配合の化粧品を使う第一の目的は、加齢や肌トラブルにより減少するお肌のセラミドを補うことですから、まずセラミドそのものがどういう性質をもっているのか、を知ることが大切だと思います。セラミドには、たくさんの種類があります。数字の記号で表されていて、セラミド1~11まであります。すべてのセラミドは肌の保湿効果に関わっているといわれていますが、なかでも重要なのはセラミド1~5です。

セラミド

肌の保湿の役目をするセラミド

特に保湿効果があるのは、セラミド2です。含まれる量も多く、人間の肌の約21%に相当します。そのため、セラミド2が配合されている化粧品は多いです。

肌のバリア機能に関わるセラミド

セラミドが不足することで起きた細胞間のすきまを埋めて、バリア機能を維持、構築する役目をするのは、セラミド1とセラミド4です。

シワを浅くする役目をするセラミド

セラミド3と5です。さらに、セラミド5は肌の28日周期であるターンオーバーの促進にも関わっています。

加齢にともない減少するのが、シワを浅くする役目をするセラミド3と5であることはわかりますね。また、アトピー性皮膚炎や重度の乾燥肌、かかとのガサガサで知られている角化症などの肌トラブルには、セラミド1と3と5が関わっているといわれています。

セラミド

化粧品に配合されているセラミドの種類

次に、化粧品に配合されているセラミドは、天然セラミド、ヒト型セラミド、植物性セラミド、合成セラミドの4種類があります。一種類ずつみていきましょう。

天然セラミド(ビオセラミド、セレブロシドとも呼ばれている)

動物から、生成したセラミドです。動物由来のため人間のセラミドに成分が近いので、保湿力に期待がもてます。化粧品の成分表示としては、「ビオセラミド」または、「セレブロシド」などです。

ヒト型セラミド(バイオセラミドともいいます)

酵母を利用して生成したもので、人間の皮膚にあるセラミドと同等の化学構造をしています。そのため保湿力にすぐれ、刺激が少ないというメリットがあります。化粧品の成分表示としては、「セラミド1」「セラミド2」「セラミド3」のように数字で表されています。「セラミド2」か「セラミド3」が多いようです。

植物性セラミド

植物由来の油などから抽出、生成した植物由来のセラミドをいいます。最近はこんにゃくセラミドもあります。

合成セラミド(疑似セラミドともいわれています)

石油原料から化学合成されたものです。安価で大量生産できるので、広く化粧品に使われています。しかし、天然セラミドやヒト型セラミドほどには効果は薄いともいわれています。成分表示としては化学物質の名前で表されています。

セラミド本来の性質と、現在ある化粧品に配合されているセラミドの種類などを吟味して、自分に合った化粧品を選択できるようになればいいですね。購入する時には、パッケージに書いてある成分表示も確認するようにしてください。

セラミド


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